Nov/2004
弟は、身近にいた、父母でない、他者=自分でないもの、なので・・・。
“他者=自分でないもの”と自分との関わりについて理解を深めたいと思っていると・・・私の場合は、避けて通れない・・・。
というわけで、もう、しばし、おつきあいを・・・。
何度も書いたが、弟とは本当によく喧嘩をした。
“何が嫌だったんだろう?”
・・・・・・
うーん。どうやら、小さな私は、“こわい”と、思っていたみたい。
“怖いんだね、怖くてもいいんだよ?”
“そばにいるから。怖さとも一緒にいてみようね?”
・・・・・・
そうすると・・・弟がプラモのおもちゃやブロックのおもちゃで夢中になって遊んでいる。その姿が、怖い。
いい知れぬ、恐怖・・・。
弟が、プラモやブロックを“かわいい”と思っていないことが、怖い。
ブロック遊びは、組み立てては、崩す、そのありようが、怖い。
出来上がったものに愛情や愛着を持ち、愛でる、が、ないのが、怖い。
それでも、他のものは眼中になく、一人で夢中に集中している、そのありようが、怖い。
私は、人形遊びを、する。とてもかわいくって、壊したり、できない。お人形とはハートでつながっている感じ。ハートを中心に私のオーラに、お人形がすっぽり包まれている。ハートとサードアイ?頭頂部?とも、つながっている・・・。
それは、なぜだか、安心の経験、なの。
愛情の対象がある、ということが・・・。
心が安定する感じ・・・。
そうして、できれば、誰かと、遊びたい。一人で、ではなく。お友達と。あるいは、弟と。母と。
誰かと、でないと、お人形遊びの世界が広がらない感じ・・・。
・・・・・・
弟をよく見ると・・・ブロックとは、頭頂部とでしか、つながって、ない。ハートとはつながっていない。(いえ、うっすらとはつながっているかもしれませんが・・・ほとんど、つながりは見えない・・・なぜだか、そのありようは、私には、“昆虫”という言葉が浮かんでくる・・・)
“こわい、こわい”
“こわいの・・・”
“愛情を持たずに夢中になれる、そのありようが・・・”
私は“昆虫”は苦手だったけど(今も苦手だけど)、弟はカブトムシもかったり、した。
標本用の注射も持っていた。飼っているものを途中で殺して、標本にする・・・。もう、そのありようや発想が、理解、できない。
そうして・・・怖さのもとがわかってみると・・・なんだか、スッキリ、する。
こうして、言葉にすると、なんてこと、ない。
別に、ブロックと、ハートでつながっていなくたって、それは、ただ、そういうありようなのであって、私がこわがる必要は、ない。
標本キットだって、結局、一夏使っただけ。ううん、弟はほとんど、使わなかった。
“そう、こわいのね、ハートでつながっていないありようが”
“まさこちゃんとは、ちがうんだ、ね”
“あんなふうに頭でつながって、夢中になる人も、いるんだね”
“それが、こわかったんだね”
私には、ハートでつながらずに夢中になる、自分とは違う、そのありようが理解できなかっただけ、だった・・・。
別にそれが、人として間違ったありようでも、いけないありようでも、ない。
あるいは、ハートとつながらずに、頭で夢中になれることが、いいわけでも、すぐれているわけでも、ない。
ただ、私と違う、というだけだ・・・。
・・・・・・
うーん。
小さな、私は、そういうこと、説明して欲しかったんだ・・・。
なんて、個人的で、マニアックで、狭い領域の突っかかり、つまずきなんだ・・・。
(でも、たぶん、私にとっては、大きなつまずき、だったんだよ、ね、その後の人間関係にとって・・・)
ある種の子供には・・・そういう?説明?・・・必要?なのかも、知れない・・・。
(いえ、全く以て、私が変わった子供であった・・・というだけなんだともおもいますが・・・)
うーん。
それは・・・目に見えない何かを尊重する人でないと・・・説明は難しかったんだろうなあ。
父にも、母にも・・・。
私の、恐怖のもとは、理解できない。
説明を求めても、答えなんて、はなから期待できないことだったんだ・・・。
ううん、それがわからない、ということが、言葉にならない・・・
それが、怖いのだ、と、言葉にならない・・・
(私の育った家庭の文化にそういうものがなかったのだから・・・)
(言葉にもならなかったんだろうなあ・・・)
言葉にならない、怖さ、そのものが、ますます怖く、なる・・・
’60年代では、ね。きっと、誰にも、期待できないことだったんだ・・・きっと・・・。
・・・・・・
そうして、たぶん・・・それが、女の子と、男の子の、違い、なんだよ、ね。
おもちゃに、ハートで丸ごと、愛着を持つ、というのと(おもちゃを自分の一部として取り込み愛玩する)、
まず、頭でつながって、操作に夢中になる、というのと。
そのありようが理解できず、怖かったから、何となく、男の子も怖かったんだ・・・。
たぶん・・・。
きっと、その怖さは、好奇心にもなって・・・その後の私の進路や生き方を左右する。
怖さそのものを取り込むことで、怖さを消したい。
異質なものを飲み込んで、同化したい。
そんなふうに理解?したい。
(ううん、それは、本当は理解、なんかじゃない・・・んだけど、ね、たぶん・・・)
・・・同化に安心したい・・・。
・・・歪んでいる/いた、な〜・・・。
と、今は、おもう。「本当」から、遠かったなあ・・・。
異質なものは、異質なものとして・・・好奇心があるなら近づいて・・・
どうかのちょい手前、にいるのがよかったのかも・・・知れない、ね・・・。
自分にとどまり、異質を認め、相手を尊重する、ありよう。
自分を大切にする、ありよう。
探求中。
修行は、続く・・・。
メールお待ちしています angel@makoran.jp