第5回  〜 ソウルメイトとの出会い 〜


第5回  〜 ソウルメイトとの出会い 〜

 “前世”に多くの人が関心を寄せている理由の1つに“運命の異性との出会い” への期待があるのでは、と感じています。“結婚”している人生を体験すること で、異性とのパートナーシップについて理解を深めたり、現在の人間関係につい ても、また、別の視点が得られることもあるようです。
<幕末の女性の人生>
 最近Y子さんには気なる男性がいます。でもあまりタイプではない。別に彼女 もいるし、むしろ、“なんだか情けない”とまで思っている。なのに目が離せな いのだそうです。
 時は幕末。Y子さんは京の都に身売りしてきた女。まだ若いのだけれど、涙に くれています。からだもかなり弱っている。
 前世の彼は、海をへだてた故郷から都に来たお武家様。藩のご用邸に勤めてい ます。“笑顔がさわやかで若いけれど、懐のひろい人。私を好いてくれるといっ てくれるけど、信じられない。だって私は身売りしてきた、いやしい身分の女。 なのに彼はとても優しいし、いつも笑顔でいてくれる”。
 結局、心を開かない彼女から、彼は去っていきました。後悔にうちひしがれる 彼女。そうして若くしてなくなるのだけれど本当は、ずっと彼のそばにいたかっ た。“うちも好きなんよ”と伝えたかった。
 Y子さんは、“彼を好きなのは(好きだったのは)、前世の私。自分はいやし いから、と愛されていることを受け入れられなかった私。前世の私と今の私は違 うし、彼も前世と今とでは違う”と、男性への思いは自然と冷めていったそうで す。Y子さんは“愛されてもいいんだ”と実感し、今は、新しく出会った心の通 いあう男性と、愛を育んでおられるそうです。

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