「料理なんてものは建築と同じだよ。
やろうと思った時が大事で、やっている過程が楽しいんだよ」
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「玄関を入ってくる人は神様が送ってくれた人だから、
いつも暖かい気持ちでもてなさなければいけない。
一切れしかないパンなら、半分ずつに分けて・・・」
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作るときには食べる人に愛情をもって、
そして食べるときには作ってくれた人への思いやりをもって
--それがイリインの家のマナーだったのだと思います。
そのお料理を仲だちとして
人に対するやさしい気持ちをいつも忘れないこと、
そして、
「料理は材料を選ぶこと、心をこめること、
手を加えすぎないこと、火のご機嫌をとることが大切。
手と同じように、頭も使いなさい」
という義父の言葉は、
あれから何十年かたった今の私の仕事を、
大きく支えてくれているのです。
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